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2025.3.4

空き家の価値を最大化するための売却方法2つ

こんにちは、エーシンです。

相続した空き家をどのように売却するか。悩みますよね。
「古いけど、まだ住めるし」
「今は中古リフォームも流行ってるみたいだし」
「少しでもいい条件で売却できないかな…」
実際には、建物の状態や立地によって最適な売却方法は変わってきます。どんな売却方法があるのか、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

空き家の売却方法2つ

1.中古住宅として売却する

建物の状態が良好な場合、中古住宅としての売却がもっとも有効な選択肢となります。築年数が比較的新しく、耐震性が確保されている物件は、リノベーション向け物件としても人気があります。
立地条件がよく、水回りの設備が充実している物件は、建物としての価値を十分に評価してもらえる可能性が高いでしょう。

2.更地にして売却する

建物の状態があまりよくない場合には、更地で売却する方が土地本来の価値を示しやすくなります。
宅地不足が深刻な現在、良好な住宅地の更地は高い需要が見込めます。購入検討者が土地活用をイメージしやすく、スムーズな売却につながりやすいという利点も。
ただし、解体費用を売却価格に含めてしまうと、相場価格に比べて土地代が高額になってしまいますから、基本的には売主側で解体費用を負担することになります。
さらに、更地にすると住宅用地特例が適用されなくなり、固定資産税が最大で6倍に増加するため、少しでも早く手放す必要があります。
ただし、売却時の税金計算では、解体にかかった費用を譲渡経費として計算することができるため、その分の節税効果は見込まれます。

建物を解体したあとの固定資産税が気になる方は、解体を前提とした古家付き土地として売却する方法があります。
建物を残しておけば、固定資産税の住宅用地特例が継続して適用されるため、200㎡までの部分は税額が1/6に軽減されます。さらに、売却時の税金計算では土地だけでなく建物の価値も含めて計算するため、税負担が軽減される可能性もあります。
解体更地渡しにした方が、売主にとってメリットのある売却方法になります。

最適な売却方法は?

最適な売却方法は建物の状態や立地によって異なるものの、今は住宅業界の変革期ということもあって、中古住宅や古家付きの土地が売れやすくなっています。
中古住宅を購入してリフォームする方が増えているというのもひとつですが、そもそも土地が少なくなっていることから、希望のエリア内で選択肢を広げるために中古住宅を探す人が増えているのだとか。

土地の売却をお考えの方は、まず現状でご相談ください。福井の不動産市場を熟知したスタッフが、建物の状態や立地などを踏まえて、最適な売却方法を提案させていただきます。