スタッフブログ
STAFF BLOG
ブログ
2025.2.20
空き家管理の実態、放置するリスク

こんにちは、エーシンです。
実家や親族から相続した家が空き家になっている方、とくに県外にお住まいの方からの「空き家の管理が大変」という声をよく耳にします。
しかし、この管理を怠ると思わぬトラブルを招くこともあるので要注意。とくに福井のような雪国では、屋根の雪下ろしや水道管の凍結防止など冬場の管理が大きな課題となります。
放置による深刻なリスク
空き家を放置することで生じる問題は、予想以上に深刻です。具体的にどんな問題が起きて、どんな不利益を被ることになるのでしょうか。
建物の急速な劣化
住む人のいない空き家は、玄関や窓の開け閉めされることがないため風が通りません。すると空気が淀み、湿気がたまって、傷みが早くなります。
腐朽がすすめば雨漏りのリスクも高まりますが、小さな雨漏りも放置することで症状はさらに悪化し、気付いたときには手の施しようのない状態になっていることも。
とくに福井の多湿な気候では、カビの発生や木材の腐食が進みやすい傾向にありますから、小まめな換気が必須です。
管理費用の負担
毎年必ず発生する固定資産税に加えて、最低限の維持管理費用、火災保険料、そして突発的な修繕費用と、ただ所有しているだけでもトータルの支出は意外と多くなります。
遠方に住んでいる方の場合、自分で管理ができないからと有料の空き家管理サービスを利用するなど、出費は増える一方です。
近隣への影響
庭木の繁茂や雑草の放置は、近隣トラブルにもなり得ます。人や獣が身を隠しやすくなるため防犯上の不安要素となったり、野生動物が住み着いて獣害や虫害の原因となってしまったりすることも。
ただ建物を所有しているだけであっても、意識のうえではその地域のコミュニティの一員であるべきです。近隣に迷惑をかけることのないよう、適切な管理を行いましょう。
空き家の維持管理には、想像以上の手間とコストがかかります。「いつか使うかもしれない」「自分の代で手放すのはちょっと」と漠然と理由だけで所有したままでいると、建物の価値はどんどん下がり、年数が経過するほど売却や活用の選択肢が狭まっていきます。
空き家の管理のお悩みの方は、まずは地元の不動産に相談してみては?
エーシンなら直接買い取りや収益化、維持管理等のお手伝いだけでなく、相談に乗ることも可能です。
現在の状況に応じた最適な解決策を、私たちと一緒に見つけ出しましょう!